- 島根県優秀専門技能者の認定を受ける事が出来ました。
- 雨樋に落ち葉除けネットを取付けました。
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2018.10.13 Saturday
出雲市内の某邸で、落ち葉で雨樋が詰まらないように、落ち葉除けのネットを取り付けてほしいとの依頼を受けました。
問題の中庭部分の樋には雑木が被り、落ち葉の季節や大風が吹くと雨樋の役目を果たさなくなるそうです。
軒先に取り付けてあった雪止め板を取り外してみると、雨樋の中は落ち葉で一杯でした。
雨樋の中を掃除してから、落ち葉除けネットを取付けて作業は完了です。
今回依頼を受けた施主様にも説明をさせていただきましたが、落ち葉除けネットを取付けたらといって、完全に雨樋が詰まらなくなるわけではありません。
細かい草や土は落ち葉除けネットを取り付けてからも雨樋に入り込みます。
また、何かの拍子に落ち葉除けネットの上に落ち葉が引っかかると、雨樋の役割を果たさなくなってしますこともあります。
もちろん落ち葉除けネットを取り付けた事で、雨樋掃除の手間は大幅に軽減されると思いますが、落ち葉除けネットを取り付けたから放置しても大丈夫ではなく、定期的に板金屋さんに点検してもらうと良いと思いますよ。
ではでは、明日もご安全に!
- 銅板屋根の意匠を勉強に行きましたよ
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2018.09.17 Monday
お邪魔したのは福山市の神勝寺、受付がある建物の屋根を見に行きました。
神勝寺は禅と庭のミュージアムと言われており、このお洒落な建物の他にも、瞑想体験のできるミュージアムやギャラリー、精進料理を食べたり、温泉まであるアミューズメントパークのようなお寺でしたよ。
肝心の屋根ですが、銅板を手加工して仕上げてありました。
棟回り仕上げも特に難しい収めにしてあるわけではありませんね。
厄介な出窓周りの雨仕舞も、捨水切りを使えば何とかなりそうです。
神勝寺は、この建物のように今風のデザインで仕上げた物と、昔からある寺社建築の建物が混在していて、不思議な空間になっていましたよ。
日帰りの弾丸見学ツアーでしたが、たまにはこうした変わった屋根の仕上げを見に行くことも、良い勉強になりますね。
ではでは、明日もご安全に!
- 雨漏りの原因が分からない事がありませんか?
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2018.09.12 Wednesday
奥出雲町で破風板が傷んでいるので見てもらいとの依頼を受けました。
現場を見ると、破風板の一部分が劣化しています。
下から見ても、一部分だけが傷でいて原因が分からないとのことでした。
施主さまが大工さんと相談して破風板と雨樋を変える話になったので、板金屋さんを呼ばれたそうです。
屋根に上がってみると、原因は一目瞭然…
屋根勾配が緩くて軒先から水が回り込み、水切りの繋ぎ目から雨漏りをしていました。
破風板が傷んだので新しく取り換えようという話でしたが、傷みが出たそもそもの原因を直さなければ、結局ののところまた同じように不具合が出てしまいます。
原因さえ確定できれば対処する方法は沢山ありますので、もし雨漏りの原因が分からなかったり、なぜ建物が傷んでいるのかわからない?といった心配事があれば、ぜひ板金屋さんに相談してみてくださいね。
ではでは、明日もご安全に!
- アルミ製玄関ポーチにガルバリュウム鋼板製の雨樋を掛けました。
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2018.03.05 Monday
出雲市内の某銀行ですが、玄関ポーチから落ちる雨水を何とかしたいとの依頼がありました。
玄関にはアルミ製一体型の樋が掛かっていましたが竪樋も付いておらず、雨降りは水跳ねが大変そうでしたよ。
ガルバリュウム鋼板製の雨樋を取り付けました。
元々付いていた玄関ポーチは雨樋を取り付けれる形ではなかったのですが、樋を受ける金具を加工しなおして雨樋を新設しています。
アルミ製の外観にマッチしたシルバー色の雨樋を取り付けて作業は完了です。
竪樋も取り付けましたので雨が降っても汚れることが無くなりましたし、外観も施主様のイメージ通りで喜んでいただくことができましたよ。
一見すると雨樋が取り付けられないような庇でも、金具を加工することで雨樋を新設できるかもしれませんので、気になるところがあれば板金屋さんに相談してみてくださいね。
ではでは、明日もご安全に。
- 本年も宜しくお願い致します。
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2018.01.09 Tuesday
新しい年が始まり、先週末から弊社も仕事を始めさせていただきました。
昨年は私の所属する出雲商工会議所青年部活動の比重が多く建築板金に関する情報の発信が思うようにはできませんでしたが、今年からは改めて様々な新しい情報を発信していきたいと思います。
建築板金業界の今後の展望ですが、これからますます板金職人の需要は増えていくと思います。
建築業界全般に言えますが、どの現場も職人さんの不足が問題となっており今後ますます職人さんの仕事が多様化していくのではないでしょうか。
これまでは板金屋さんは板金工事、大工さんは大工事と専門特化して分業していたものが、職人不足により一人の職人で行う仕事の範囲がどんどん広がっています。
弊社としても板金作業だけでなくそれに付帯した木工事や防水工事など広い範囲で作業が行えるよう、本年も職人さんの育成に力を入れていきたいと思います。
ではでは、本年も宜しくお願い致します。
- 今日で弊社も仕事納めです
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2017.12.29 Friday
弊社も今日で仕事納めとなりました。
今年1年間大きな事故もなく仕事ができた事を感謝しております。
私の所属している出雲商工会議所青年部で今年度主管させていただいた全国会長研修会も、日本中から1700名を超える皆さまにお集まりいただき無事に終えることができました。
春先から出張が続き、週の3分の1以上は会社に居れない日々でしたが、日本中にできた仲間の経営者に沢山の刺激を受け充実した1年間となりましたよ。
来年の3月で商工会議所青年部の任期も終わりますが、今年の経験を活かしてまた新しいチャレンジをしていきたいと思います。
我々建築板金業界も深刻な人手不足が続くなか新しい職人さんが育ちにくい環境ではありますが、住宅における板金工事の割合は今後さらに増えていくと予想されており、業界全体で仕事環境を改善しながら建築板金の魅力を伝えていく必要があると思っています。
弊社も来年から完全週休2日を取り入れ、社員旅行や親睦会、福利厚生に力を入れていくことで少しでも職人さんにとって働きやすい環境になるよう頑張ってまいります。
皆さま1年間ありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。
- 内外装板金一級技能士の資格習得に向け練習中です。
- 塩ビ製の雨樋にはエキスパンションが必要ですよ
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2017.07.31 Monday
雨樋のジョイント部分から雨が滲むので確認してほしいとの依頼がありました。
現場を見ると雨樋の継ぎ手部分から水が滲んでいます。
雨樋ジョイント部分の接着を補強して作業は完了したのですが、おそらく根本的な解決には至っていないので数年後にはまた雨が滲むかもしれませんと施主様にはお伝えしました。
施工の見た目的には全く問題はないのですが、雨樋の曲り部分から曲り部分まで雨樋が一体となっておりエキスパンションを取っていないことが原因です。
塩ビ製の雨樋は熱によって伸縮しますので、雨樋からその伸縮する力を逃がすためにエキスパンションを入れなければなりません。
具体的には伸縮する接手を入れたり、上合部分で雨樋を切り離すなどの手当が必要なんですよ。
見た目的には全く問題がないのに雨樋の継ぎ手や曲り部分から雨漏りがするようなら、雨樋の伸縮が原因の可能性もありますので、板金屋さんに確認してもらうと良いと思いますよ。
ではでは、明日もご安全に。
- 梅雨本番。屋根の点検はいかがですか?
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2017.06.30 Friday
6月も終わり、週末は梅雨本番の空模様でしたね。
今日は出雲市内某邸で天窓の点検に屋根の上に上がりました。
平板瓦の上に天窓が取り付けてありましたが、水切りが銅板製で年数も経過しているので点検して欲しいとの依頼でした。
下から見ると分かりませんでしたが、屋根の上で確認すると指が入るほどの大きな穴が開いていました。
幸いにも下地の防水シートがしっかりしていたので雨漏りは起きていませんでしたが、いずれ雨漏りが起きるときには天井まで水浸しになりそうですね。
施主様に説明して、早急に手当てをすることになりました。
今年は梅雨に入っても雨が少なかったのですが、梅雨本番に向けて改めて屋根の点検をしてみられると良いと思いますよ。
ではでは、明日もご安全に。